いまさら香川遠征釣行記(初日:7月17日編 その1)

トラックの荷台に激突して目が覚めた!
ヤバイ!いつの間にか眠ってしまったらしい。目の前にはトラックが止まっている。
混乱しているせいか既に停車しているのに、ブレーキを何度も何度も踏む。
ぶつかった後ではまさに後の祭。。。
折角の休みなのに初日からこんな事になるなんて・・・。3回目だ。。。















同じ夢を連続3回も。



何かの暗示だろうか?
淡路島最南端のPAで嫌な汗をかきつつ、ようやく覚醒した。
時刻はAM6:30を少し回っていた。

さあ出発だ。

目指すは朝食のうどん。AM6:30からの営業なのでもう開店しているはず。
食事前に何匹かキャッチできれば良いなと思いつつ悪夢を振り払うかのように出発。
30分ほどで無事香川県に突入。嫌な夢のおかげで眠気も吹っ飛んだ。


第一の池(東香川市)
大小の二段の池で下の池は全面ウィードとリリーパッドに覆われており、
雷魚マンとおぼしき人が既に釣りを始めていた。目的は上段の大の方なので、
雷魚マンを横目に車を走らせた。
水は悪くない。しかし生命感が感じられない。偏光をかけた目で水中の動きを探すが、
全く見当たらない。昨年の香川遠征時に地元バサーのあの言葉が脳裏をよぎる
「あの池終ってますよ」
うーん本当に終ってしまったのか?
結局一投もせずに移動。オレが見た55upは何処へ?

気を取り直して次の池へ、次の池は昨年護岸工事が行われていたので、
様子見のみのつもりで立ち寄った。小バスと長時間楽しめるポイントだ。


第ニの池(さぬき市)
堰堤の下に車を停め、土手を駆け上がると・・・。水はある。
でも更に改修工事を加えたようで、
護岸、取水口など全てが白く、夏の太陽の下で眩しすぎるくらい輝いていた。
ダメだこりゃ。
ココも生命感を求めて水中を探すが、居るのは水面のアメンボのみ。
おそらく工事の際に水を抜かれた様子。ここでも一投もしなかった。


第三の池(さぬき市)
第ニの池から5分で到着。中規模の典型的な野池。ココも最近改修工事を行った事が、
一見して判った。新しい護岸、新しいポンプ小屋。
堰堤の最奥のまで歩いて見たが、ココも水中に生命感は無かった。
亀は居たけど。護岸とは反対の堰堤の斜面には植えて間も無い、
いかにも最近根付きました的な芝生が・・・。
どうやら堰堤を切って大規模改修をしたようだ・・・。
完全水抜きですね。ココでも投げず終い。。。


第四の池(さぬき市)
まだキャスティングはおろか、ロッドも握ってない。
次の池は減水はしてもおそらく水を抜く事は無いと思われるほぼ正方形の全周護岸された池。
香川用水が常に流れ込んでおり、当日も新鮮な水が大量に送水されていた。
夏場は全面リリーパッドに覆われる池。40upの実績もあり。が、すでに時刻はAM9時。
日差しがキツイ。
まずは水中を・・・おっいるジャン!護岸沿いの僅かに開けたところを25cmクラスが
ボーッと浮いている。
今遠征のファーストバスはお前に任命と勝手に決めて、車に戻っていざタックル準備。
最初は何投げようかなあ。などとウキウキモードでセッティング。

5分後・・・。

もういない(泣)。アタリ前だ!

気を取り直して。とりあえずリリーパッドの下に潜む大物をターゲットに。
マメはいつでも獲れるし。フロッグを思いっきり遠投する。
僅かに水面が覗いている所でロングポーズやシェイク、シェイク。。。

「ガバッ!」

って出ることを想像しながら10数投・・・・。出ない(汗)。
うーんカエルパターンじゃないな。
そうだよねこんなギラギラ太陽の下、出て来るカエル君はいません。
と自分に言い聞かせる。

じゃあ行きますかマメ退治。今回初投入のキャッツキル(メガバス)。
見えバスの後方にキャストし、尻尾から頭の方へワームを誘導。

真横に来たあたりでバスが反転!口を使ったのが見えたので、フッキング!!

抜けた・・・_| ̄|○

でもまだ居るので同じバスに2投目。また食った!今度は一呼吸してフッキング。
乗った!小さいが引く引く。ファーストバスなのでちょっと遊ぶついでにドラグ調整。
はい水揚げ。28cmくらいかな。
写真を撮って(今回陸っぱりでキャッチしたバスは全て撮影をする予定でした)リリース。
親指にあの臭いが!(バス釣り野郎にしか分らないあの臭いにしばしうっとり)。

リリーパッドとオープンウォーターの境にキャッツキルを沈ませると、まずギルのアタリ。
しばらく放っておくと、次は明らかにバスのアタリ。難なくキャッチ。でも小さい。
良型(30cm以上)の姿も見られるが、フォーリング中にギルに先を越される始末。
という事は例の釣法が使えるジャン!


第五の池(さぬき市)
第四の池と水路で繋がっている池(徒歩30秒ほど、通称下の池)。
こちらはどちらかと言うと
オープンウォーターのイメージだったのだが・・・。こちらも岸際までウィードや
リリーパッドに覆われていた。投げるところがあまりない・・・。
水抜きをして約2年。池の性質が変わってしまったのだろうか?
無理やりカバーの中にブチ込むが反応無し。数投するも反応無し。
水も悪いようだしねと自分を納得させ再び上の池に戻る。



(つづく)ただし次の掲載は未定。記憶を呼び起こすのに時間がかかりそうだから。